① 新生児聴覚スクリーニングとは?
生まれてまもない赤ちゃんに行う「耳のきこえ」の検査です。
この検査は、赤ちゃんが眠っている間に音を聞かせてその反応を記録する方法で行います。赤ちゃんに痛みなどの負担はなく、数分から10分程度で安全に行うことができます。
新生児聴覚スクリーニング検査により、聴覚の問題を早期に発見し、適切な指導を行うことで、赤ちゃんの言葉の発達と心の成長に大きな効果が期待できます。

埼玉県発行「新生児聴覚検査のご案内」より
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② リファー(要再検)と言われたらどうするの?
「リファー(要再検)」とはスクリーニング検査ではきこえの反応が確認できなかったため、詳しい検査が必要ということです。
スクリーニング検査を行った産科もしくは紹介先の医療機関にて精密検査を受けてください。埼玉県内の聴覚専門医療機関での検査を希望する場合、下記医療機関に直接ご連絡ください。
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精密検査とは、耳鼻咽喉科の専門医療機関で、耳の診察や月齢に応じた音に対する反応を見る検査です。精密検査は健康保険が適用されます。乳幼児医療費助成制度の対象となります。
0歳のお子さんでも可能な、楽器の音への反応を見る検査や、脳波での検査を専門のスタッフが行いますので、安心して早めにご相談ください。詳しい診察の内容は下記の一覧からご覧になれます。

画:中井敦子
③ 赤ちゃんがきこえにくいとどうなるの?
ことばを習得する前の赤ちゃんにきこえにくさがあると、ことばやコミュニケーションの育ちに影響します。
しかし、早い時期から様々な対応や配慮をすれば、豊かな言葉やコミュニケーションを育むことができます。
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